研究会活動

本研究会では、周術期にある患者さまの苦痛緩和のために、看護師をはじめとする多職種間での連携をもとに、日々学習を続けています。

主に看護師を対象にした「教育セミナー」の開催や、多くの医療者を対象とした「フォーラム」開催、また定期的に行っている「学習会」など、医療に携わる多職種が、幅広く学び、交流できる機会を提供しております。

2000年から現在に至るまで、大学教員、大学院生、臨床看護師などを中心に、麻酔科医師や外科医師が加わり、月 2回の研究会を地道に続けております。その中で、適時、研修会や定例学習会を開催させていただきましたが、研修会受講者や研究会のメンバーから組織的な取り組みへの要望を多くいただきました。本研究会の活動は単に研究に依拠するのではなく、一義的に手術療法を受けられる患者様の安寧を目的に、山梨の看護の質向上に少しでも貢献できることを目指しております。

2004年度からは、術後疼痛管理に必要な基礎知識を中心とした講習会 基礎コース(年3回)、さらに基礎コースを修了した受講者を対象に、より実践的な術後疼痛管理における看護を深めることを目指し、講習会 実践コース(年2回)を開催しております。また、より術後疼痛管理の実践を深めることを目的に、年1回フォーラムを開催しております。

2013年からは、受講者の声に応えて、これまでの年5回の講習会を1日に集約し、より受講しやすく充実した内容の「教育セミナー」として開催いたします。